イベントレポート
「秋風と歩く 横浜・みなとみらいフォトウォーク」レポート(2022年9月11日開催)
2022/10/31
2022年9月11日(日)に「秋風と歩く 横浜・みなとみらいフォトウォーク」を開催しました。フォトウォーク終了後は、皆様が撮影した写真を持ち寄り「オンライン講評会」を実施しています。当日の様子をこちらのレポートで紹介します。
 

思い思いのレンズを手にフォトウォークスタート

フォトウォークは、参加者の皆様に、普段の撮影ジャンルや使用しているカメラ・レンズなどのお話を交えた簡単な自己紹介をしていただくことから始まりました。
TAMRON BASE フォトウォークでは、参加特典としてレンズの貸出を行っています。今回のテーマはスナップということで、標準レンズや単焦点、高倍率ズームなど、皆様それぞれにご希望いただいたレンズをお使いいただきました。
準備が整ったところで、講師のまるやゆういち氏より撮影エリアやポイントについての説明を受け、総勢9名で「港の見える丘公園」からスタートしました。


※フォトウォークの様子。撮影した写真をその場で確認しあったり、講師にアドバイスをもらったりしながら進行いたしました。
 

まるやゆういち氏よりスナップ撮影のポイント解説

講師のまるやゆういち氏に印象的な作品に仕上げるためにスナップ撮影で心がけているいくつかのポイントについて説明いただきました。
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●スナップは普段から目にしている(または初めてでも)場所での「かくれんぼ」のようなもので、被写体を見つけてあげるのがスナップ写真の楽しさです。ただし、被写体そのものを撮るのではなく、そこにある光を意識して撮影する事が大事です。
●前ボケを使うことで、そこから覗き見ているようなニュアンスで撮影すると楽しい作品になります。
●カメラのバリアングル液晶を活用することによって、極端なローアングルも肉眼では見る事ができない世界になるので楽しい作品になります。
●撮影時に自分に「縛り」を設けること。撮影に自ら条件を付けることで、単調ではなくなり、工夫して作品にするという思考が生まれます。
  1. 絞り開放で撮る(露出アンダーで撮る時は例外)
  2. 横位置で撮る
  3. 水平を保つ
  4. ポジティブなニュアンスの写真に努める
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オンライン講評会

参加者の皆様には、当日撮影した写真をそれぞれ3枚に厳選いただき、講評会を実施しました。
同じ撮影地を巡るフォトウォークでも、視点の違いやテーマ、機材によって作品それぞれに異なった良さがあります。
講評会では他の参加者の作品に触れることで、新たな気づきや発見をしていただくとともに「作品に仕上げるポイント」を要点にまるや氏から直接アドバイスをいただくことで、スナップの楽しみ方について改めて実感頂ける場となりました。
講評会の終わりには、「今回のフォトウォークを通して皆さんが写真を撮ることを本当に楽しまれていて、作品としてのレベルもとても高く素晴らしいものばかりでした」と総評を頂きました。


※オンライン講評会の様子。厳選した作品を持ち寄り、アドバイスを受ける。
 

まるやゆういち氏の作品ご紹介


焦点距離:28mm 絞り:F10 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:200 使用カメラ:ソニーα7C
使用レンズ:タムロン 28-75mm F2.8 (Model A063)




焦点距離:28mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:200 使用カメラ:ソニーα7C
使用レンズ:タムロン 28-75mm F2.8 (Model A063)




焦点距離:28mm 絞り:F5 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:200 使用カメラ:ソニーα7C
使用レンズ:タムロン 28-75mm F2.8 (Model A063)




焦点距離:28mm 絞り:F8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:200 使用カメラ:ソニーα7C
使用レンズ:タムロン 28-75mm F2.8 (Model A063)




焦点距離:28mm 絞り:F8 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:200 使用カメラ:ソニーα7C
使用レンズ:タムロン 28-75mm F2.8 (Model A063)

 

写真家プロフィール

 
    写真家 まるや ゆういち

1974年青森県生まれ。2000年にタヒチの美しさに魅せられ写真を撮り始める。2004年写真家テラウチマサトに師事。2011年独立、以降経営者や著名人などの撮影のほか、写真講師としても精力的に活動している。

【写真家サイト】
 Facebook:https://www.facebook.com/yuichi.maruya/

公式ブログでこの写真家の記事を見る

 

スナップにおすすめのタムロンレンズ

■28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)

圧倒的な解像感と軽量コンパクトなレンズボディ。ズーム全域で画面の隅々までシャープな描写性能と大口径ならではの美しくやわらかなボケ味を存分に楽しむことができます。


28-75mm F2.8 (Model A063)製品ページ
 

まとめ

秋は街歩きや旅行にも最適な季節です。お出かけの際は是非、まるや氏のテクニック“縛りを付けた撮影”を楽しまれてみてはいかがでしょうか。TAMRON BASEのフォトウォークでは、当日の参加だけでなく事後のフォローアップとしてオンライン講評会を実施し、作品の講評やレンズに関する質問にお答えしています。今後もTAMRON BASEでは皆様の充実した写真ライフのサポートとなるよう、様々なジャンルのイベントや情報を発信してまいります。
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