イベントレポート
「野鳥たちのいる風景写真オンラインセミナー」レポート(2022年4月23日開催)
2022/05/13 \NEW/
2022年4月23日(土)、オンラインイベント「野鳥たちのいる風景写真オンラインセミナー」を実施しました。その一部をこちらのレポートでご紹介いたします。
 

野鳥撮影の基本から学べる実践的な講義内容

4月23日にオンラインで開催された本セミナーでは、講師に写真家・山田芳文氏をお迎えし、野鳥撮影をする上でのポイントとなる撮影前の野鳥観察の重要性や、被写体の状況に応じた撮影方法、どのようなシーンを捉えた作品なのか野鳥写真を読み解く面白さ、プロが実際に使用している機材や情報収集の参考サイトなど、1時間30分にわたり作品を交えてじっくりと解説いただきました。


 

魅力的な野鳥風景を撮るために押さえておきたいポイント

1) 撮影の数日前から双眼鏡で野鳥の行動を良く観察して、どういう時にどこに野鳥がとまるか行動を把握する。
2) 背景を意識して、野鳥の体の色が際立つ配置にする。光の向きや野鳥の向きをイメージして画角を決め、置きピンで撮影する。
3) 野鳥はシャッター音にも敏感なため、電子シャッターのサイレントに設定。
4) カメラ位置から十分に離れて遠隔で撮影(三脚とレリーズ必須)。


 

遠隔撮影時に必要なアイテム

・ブラインド(撮影者、カメラを隠すもの)
・ワイヤレスシャッター
→電波式ワイヤレスシャッターは国内代理店が販売しているSMDVがオススメです
・三脚
→雲台はビデオ用のものをオススメします。油圧式は寒い時に固くなるので油圧式以外の雲台がオススメです。
・レリーズ
→ブレを防ぐため三脚使用時でもレリーズを使用する。
 

野鳥風景写真の楽しみ方

セミナーの後半は、山田氏の作品をご紹介いただきました。
野鳥写真というと、鳥の種類や生態としての特徴を記録する写真が多いですが、山田氏の野鳥風景写真では、四季の折々の野鳥の姿をつぶさに観察した山田氏ならではの作品となっています。野鳥は種類や雌雄、季節や場所によってさまざまな姿を見せてくれます。作品の中では、どのようなシーンなのか、この撮影の背景には何が隠れているのかなど、読み解きながら、想像しながら見ることも楽しさの一つということでした。
 

山田芳文氏の作品ご紹介

山田氏が野鳥撮影のポイントとして特に強調していたことは、撮影は「観察の仕上げ」と考えているということ。野鳥を良く観察して行動を把握することが、良い作品を作る秘訣だそうです。そんな山田氏の作品の一部をご紹介いたします。


焦点距離:65mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400 使用カメラ: ソニー α7IV


焦点距離:180mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:400 使用カメラ: ソニー α7RIV
 

写真家プロフィール

 
    野鳥写真家 山田 芳文

「100種類の鳥よりも1種類を100回」をモットーに野鳥を撮り続ける。ライフワークは鳥がいる風景写真。著書は『写真は構図でよくなる!すぐに上達する厳選のテクニック23』(エムディーエヌコーポレーション)、『野鳥撮影術』(日本カメラ社)、『やまがら ちょこちょこ』(文一総合出版)など。最新刊は『SONY α6600 基本&応用撮影ガイド』(技術評論社)

<公式ブログでこの写真家の記事を見る>

150-500mm F5-6.7 (Model A057)で
野鳥を撮影、全9作品を公開

70-180mm F2.8 (Model A056)で撮る
身近な野鳥たちのいる風景

<TAMRON BASEでこの写真家の記事を見る>

画面構成を考えて、野鳥作品に仕上げよう

 

野鳥風景写真におすすめのタムロンレンズ

■35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Model A058)

フルサイズミラーレス一眼カメラ対応ソニー Eマウント用ズームレンズとして初めて開放 F2を広角端で達成した、準広角35mmから望遠150mmまでカバーする高解像なポートレートズームレンズです。


35-150mm F2-2.8 (Model A058)製品ページ

■150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)
これまでの超望遠ズームの常識を覆した、極めてコンパクトで高画質なソニーEマウント用レンズです。望遠端500mmを達成しながらも、サイズは長さ209.6mm、最大径φ93mmと小型化を図ることで、手持ち撮影も快適に行うことができます。


150-500mm F5-6.7 (Model A057)製品ページ
 

まとめ

野鳥写真というと、超望遠レンズをイメージする方が多いと思いますが、風景と共に撮影する野鳥風景写真では標準から中望遠レンズなどを混ぜ、背景描写までを作品として捉えています。観察の集大成として、季節を感じる野鳥写真にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今後もTAMRON BASEでは、皆様の充実した写真ライフのサポートとなるよう、様々な撮影ジャンルのイベントや情報を発信してまいります。

 
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